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☆ 平成28年度 昌平幼稚園要覧 ☆
1 学校・地域の特色
  本園は秋葉原の商業地域に位置し、地域行事の盛んな土地柄である。また、昌平童夢館という複合
  施設の中にあり、小学生や未就園児など、施設を活用する様々な人と触れ合う機会が多い。平成24
  年度から、全園児が受ける「幼稚園教育要領」に基づく教育課程内の短時間保育と教育課程外の長
  時間保育を実施する千代田区幼保一体園となった。園内は幼児の活動の広がりに応じて、4・5歳
  児保育室とホールを一体化して使うことのできる可動式の壁や、様々な生き物が生息する自然環境
  を整えた園庭を備え、幼児の望ましい活動を促す施設環境となっている。また、保護者や地域の人
  々は幼稚園に対して極めて協力的であり、保護者同士のかかわりも多い。

2 教育目標
 (1)幼稚園の教育目標
  生命尊重と人権尊重の精神を基に、心豊かで主体的に生活する、知・徳・体のバランスのとれた幼
  児の幼児の育成を目指し、次の教育目標を設定する。
    ○自分で考える子(いろいろなことに興味をもち、自分なりに考えて取り組む子)
    ○仲よく遊ぶ子 (自分や友達を大事にし、互いのよさや考えを受け入れ合いながら仲よく遊ぶ子)
    ◎明るく元気な子(明るくのびのびと自分の力を発揮する元気な子)
 (2)幼稚園の教育目標を達成するための基本方針
  幼児が身近な自然環境に意欲的にかかわり、多様な心を動かす体験を通して豊かな学びが得られる
  ようにする。人とかかわる力が高まる経験ができるよう、小学校や保護者、地域等のすべての教育
  力を活用した“チーム昌平”の合い言葉の下、以下の方針に基づき教育活動を展開する。
  ○身近な環境への探究心や知的好奇心の芽生えを育む。園庭の自然環境の充実とそれらを活用した
   幼児の豊かな体験を生み出す教師の指導の工夫と充実を図る。
  ○相手の思いを想像し、思いやりの気持ちや社会性、道徳性を培うために、遊びや生活の中で様々
   な感情を味わえるようにする。
  ○幼児の経験を広げ、人とかかわる力を育むために、年間計画に基づいた小学校との互恵性のある
   交流活動を実施し、幼稚園・小学校9年間を通した教育活動を推進する。また、近隣保育園との
   交流を図る。
  ◎幼児の進んで体を動かして遊ぶ意欲や態度を培う。そのため、幼児が目当てに向けて取り組み、
   成功体験を積み重ねる環境や指導を工夫することで体力向上を図る。
  ◎健やかな幼児の育成を目指し、年齢や実態に即した生活習慣の自立を促す。また、発達支援アド
   バイザーやスクールカウンセラーとの綿密な連携を通して、個に応じた指導の充実を図る。
  ○幼児の実態や地域のニーズにより合った教育活動を推進するために、家庭・地域の教育力を活用
   する。また、学校評価を生かし、常に教育課程の工夫・改善を行う。


3 指導の重点
 (1)教育課程編成、実施にかかわる指導の重点
  ◎各学年の発達に即した指導が行えるよう、次のような点に重点をおく。
   【3歳児】教師との信頼関係を築き、安心してのびのびと生活するとともに、好きな遊びを十分
        楽しんだり、基本的な生活習慣を身に付けたりする。
   【4歳児】様々な遊びや活動に進んで取り組む中で、自分の思いを友達の中で十分に表す楽しさ
        を味わうとともに、経験の幅を広げる。
   【5歳児】自分の目的や共通の課題に向けて取り組み、達成感や自分の力を発揮した満足感を味
        わう。協同的な遊びや活動の中で、互いの考えや良さに気付き、認め合ったり、取り
        入れたりする。
  ○社会性や道徳性を育むために、教師との信頼関係や友達と共に生活する楽しさを基盤にしながら、
   自分の思いを伸び伸びと表せるようにする。その上で、自分とは異なる友達の思いに気付かせる
   指導を工夫する。(人間関係・言葉・表現)
  ○栽培物の世話をしたり、収穫したものを調理して食べたりする体験を通して喜びを味わわせ、自
   然物に親しみを感じられるようにする。(健康・環境)
  ○身近な自然への探究心や知的好奇心の芽生えを育むため、稲作、野菜栽培、園庭の木の実の生長
   や変化の様子に気付かせる体験や自然現象に興味・関心をもち、幼児が自由に思いを巡らしたり
   調べたり試したりできる環境構成や活動を意図的に行う。(健康・環境・言葉・表現)
  ◎幼児が成功体験を重ね、挑戦意欲をもつために、遊びを通して体を動かす楽しさを十分に味わえ
   るようにしたり、個々の幼児の実態に応じた働きかけを行ったりする。(健康・人間関係・環境)
  ◎健康で主体的な生活を送ることができるよう、自分で考えたり自分でできることは行おうとした
   りする意欲や態度を育む。そのため、幼児が自分で考えて行動する姿を大切にするとともに、基
   本的な生活習慣の自立を促す。(健康・人間関係・環境)
  ◎健康を維持するために、食育指導や栽培活動を通して食への興味・関心を高める。(健康・環境)
   

 (2)環境の構成
  ○主体的に遊びや生活を展開し、自己発揮したり協同的な遊びを進めたりすることができるように
   する。各学年の重点に応じた保育室の環境づくりをする。経験させたい内容に応じて本園の特色
   であるホールや土の園庭など、施設の有効活用をする。
  ○幼児のコミュニケーション能力を育むために、平成27年度に作成した指導計画を基に、意図的・
   計画的な絵本教材とそれを活用した活動を工夫し、年齢・発達の各時期に必要な経験ができるよ
   うにする。また実践を通して、指導計画の見直しと改善を行う。
  ○幼児が身近な自然環境に興味・関心をもち、探求心や知的好奇心を育むよう、園庭の変化や自然
   現象に触れられる機会を逃さず、幼児が自由に触れたり、調べたり、試したりできる時間や教材
   を提供する。また、園庭の自然環境に幼児が気付き、遊びや生活に生かせるように、季節ごとの
   園庭マップを幼児と共に作成したり、教職員の研修を行ったりする。
  ◎様々な遊びから多様な動きを経験できるようにするため、幼児が取り組みたくなる活動や環境を
   月1回の“チャレンジデー”として意図的・計画的に設定する。効果を高めるため、幼児がその
   後も継続して取り組みやすい園庭やホールに幼児とともに環境をつくったり、外部専門家と連携
   したりする。
  ◎幼児の挑戦意欲を引き出したり、高めたりできるように、個々の実態に応じられる遊び方や場、
   遊具の組み方などを工夫する。
  ◎小学校の屋上校庭や体育館、芳林公園を活用した運動遊びや近隣公園への園外活動などを取り入
   れたりする。また、引き続き“幼児の活動量調査”を行い、個々の幼児の実態に応じた働きかけ
   を工夫し、活動量を増やせるようにする。
  ◎幼児の実態に応じた食育指導を実施できるように、栄養士や調理員と連携したり、野菜栽培やクッ
   キング活動を取り入れたりする。

 (3)その他
  ○親子で絵本に親しめるよう、学級で楽しんだ絵本を玄関の絵本紹介コーナーで展示したり、保護
   者向け絵本読み聞かせ会を行ったりして、絵本の魅力や読み聞かせの大切さを啓発していく。
  ○保護者と幼児の育ちや園の教育について話し合い、相互理解の機会や場になるように保育参観・
   参加や保護者会、個人面談、掲示物等を効果的に活用する。
  ○太鼓の活動を通して、日本の伝統文化や地域に親しみをもち、協同して取り組む楽しさを理解さ
   せる。
  ○災害時の幼児の安全を確保するために、警察や消防署と連携しながら、様々な保育時間帯や場面
   を想定した安全指導や避難訓練を行う。
  ○地域に見守られながら、幼児の安全な生活を保障するために、保護者や地域と連携し、次のこと
   を実施する。(挨拶の日常化・登降園時の腕章の携帯)
  ○一日の生活を健康かつ、安定した気持ちで送ることができるように短時間保育担任と長時間保育
   担任、預かり保育担当が連携し、個々の幼児の情報を確実に引き継ぐ。また、長時間保育が充実
   するように時間帯に応じた遊具を工夫したり、幼児が主体的に生活を作る楽しさを味わえるよう
   生活に必要な物を自分たちで作ったり、幼児が生活に必要な役割を担ったりする。
  ○巡回アドバイザーや、スクールカウンセラーなどと連携し、一人一人の幼児の発達や特性に応じ
   た指導を行うことで、個々の幼児のよさを伸ばす教育を推進する。
  ○様々な刺激を受け、経験や人間関係を広げていくために、異年齢の幼児との交流を意図的に設定
   したり、併設小学校や近隣保育園との互恵性のある交流を計画的に実施したりする。
  ○本年度の研究主題
   「様々な遊びや活動に意欲的に取り組む幼児を目指して〜運動遊びを通して〜」

4 一日の時間
  ○ 3歳児 4・5月 8:50〜11:30  5〜3月 8:50〜13:30
    4歳児 4〜3月 8:50〜13:35
    5歳児 4〜3月 8:50〜13:40
    ・土曜登園日 年間8回(5・6・7・9・10・11・12・2月)
           【全園児対象】     8:50〜11:30
    ・保護者の事情により利用可能な預かり保育
           【短時間保育児対象】  月〜金 教育活動終了〜16:30
    ・長時間保育 【長時間保育児対象】  月〜金 7:30〜 18:30
    ・土曜保育  【別途申請している長時間保育児対象】
                       土曜日 7:30〜18:30
    ・延長保育  【別途延長保育申請をしている長時間保育児対象】
                       月〜土 18:30〜19:30

5 年間行事計画    スケジュールは行事案内ページをご覧ください
  ◇ 毎月の行事 ・避難訓練・安全指導・防犯訓練・誕生会・発育測定
          ・図書館司書によるお話の会・栄養士による食育指導
          ・外部講師と連携した体操遊び・外部講師による太鼓活動(5歳児)
          ・チャレンジデー(運動遊びや活動に積極的に取り組む日)
          ・昌平タイム(望ましい生活習慣を身に付けるため、
           月の目標を示して指導する日)
  ◇その他    ・国際教育(年間6回)
  ◇小学校や保育園との合同行事及び交流活動
          ・同じ施設の中にある昌平小学校と合同の行事として、運動会や展覧会、音楽
           会を行うとともに、小学生との交流活動を計画的に行っている。また、避難
           訓練や防犯訓練などを児童館や小学校、保育園と合同で実施し連携を深めて
           いる。保育園児とは園庭で触れ合ったり季節行事で交流したりしている。

	


昌平幼稚園 沿革

 平成 5(1993). 4. 1 学校設置条例の改正に伴い、区立淡路幼稚園と芳林幼稚園を統合し、
東京都千代田区立昌平幼稚園となる
(校舎建替えにつき、旧淡路幼稚園舎を使用)
 平成 5(1993).11.21 園章・園旗を制定し、 開園記念日とする
園章・園旗制定記念学芸会開催
 平成 6(1994). 2. 1 園歌制定
 平成 7(1995). 7. 4 児童・生徒健全育成推進協議会で事例を発表
 平成 7(1995).11. 2 千代田区保育研究会「豊かな心をもち、進んで生活する幼児の育成を目指して」公開保育並びに研究協議会
 平成 8(1996). 9.28 新園舎落成式
 平成 8(1996). 9.30 新園舎保育開始
 平成 9(1997). 4. 1 専任園長就任
 平成12(2000).12. 8 千代田区教育委員会研究協力園研究発表
「こころが躍る!からだが弾む!」
−幼児の発見・発想を支える教師の指導−
 平成15(2003). 4. 1 兼任園長就任
 平成15(2003).11.20 創立10周年を祝う会挙行
 平成16(2004). 4. 1 学校活性化支援事業
「ビオトープを造ろう!自然と共存する夢の幼稚園」稲作開始
 平成16(2004). 8.24 ISO14001認証取得
 平成17(2005).12.19 「ソニー教育支援プログラム」努力園受賞
 平成18(2006).10.31 千代田区教育委員会研究協力園研究発表
「豊かな学びを促す指導の在り方」−小さな自然の生かし方−
 平成20(2008). 2.10 「全国学校ビオトープコンクール2007」銀賞受賞
 平成22(2010). 6.30 千代田エコシステム(CES)取得
 平成25(2013). 4. 1 3歳児のみ長時間保育を実施
(千代田区で初めての幼保一体施設の区立幼稚園)
 平成25(2013). 4. 1 長時間保育課程を全園児に実施
(幼保一体施設の区立幼稚園を確立)
 平成25(2013). 11.23 開園20周年記念式典、祝賀会挙行
 平成27(2015).12. 4 千代田区教育委員会研究協力園研究発表
「幼児のコミュニケーション能力を育むために」
‐絵本を活用した幼児のやりとりのある表現遊びや活動を通して−